Houdini超苦手だった私がHoudiniにハマった話

あけましておめでとうございます。御機嫌よう、ルチルです。本年もよろしくお願いします。
去年は不幸が重なってリールを作る勇気も元気も失くしてしまっていたのですが
様々な方に温かく見守っていただいたおかげで今年こそゆるゆると復活できそうです。

去年の今頃はmayaを学ぶのに手一杯で、必然的にHoudiniが超苦手になってしまっていたのですが
よくよく振り返ってみると、私の在学していた専門学校って1年の間にmayaとHoudiniを学ぶカリキュラムになっているので
超詰め込み・高速カリキュラムなのですよね。
ここ最近知ったのですが、mayaは最低2年、Houdiniも短期間でマスターできるような物ではないと言われているようです。
1年でバッチリ実力がつくのでコスパのいい学校であるのは間違いないのですが。

当時、カリキュラムについていけなくなっていたルチルはすっかり自信をなくしてしまって
mayaも最低限しかわからないんだもん、Houdiniなんて無理に決まっている・・・と
Houdiniとはすっぱい葡萄と狐の関係になっていました。
そんなルチルとHoudiniの関係を変えてくれた一冊がコレです。

この書籍、発売前に予約までして、読み始めたのは最近という、積みゲーならぬ、積み本をしていました。
超苦手と言ったHoudiniですが、専門学校ではじめてHoudiniの授業を受けた時、すっごく楽しかったんです。
箱を置いて、先生の言うまま箱を金平糖のような形に変形させたり、粉々に砕いたり、爆発させたり。
要素や関数を繋ぐだけで簡単にできる。こんな神ソフトが無償配布されてるとかヤバい!!って思ったのに
これらのPVを観るまでHoudiniの楽しさをすっぽり忘れていたんですね。

KIBIDANCE
FINAL FANTASY XIV: STORMBLOOD Teaser Trailer
INDEPENDENCE DAY: RESURGENCE – Scanline VFX Shot Breakdowns Reel

どの映像もお友達や知り合いが参加している映像なので観た時に憧れや焦りを感じるのと同時に
参加している方々からCGって楽しい!という気持ちも伝わってきて。

Houdiniはまだ簡単な操作や破壊、この本の基礎編しかできないのですが、
どんなソフトも「うおっ、これなんか楽しいぞ!」とか「これ面白い!」という気持ちが無いと毎日続けられませんよね。
一度本に書いてある事を通しでやってみようと思います^-^)
目標としてはプロシージャルビルディングを作ったり、液体や植物をやってみたいです。

Houdini Procedural Building

Growing Plant w/ Houdini

Marvelous Designer 6 For Steam! Steamでmarmoset toolbag3やSubstance painter indie Packを買うのはお得??検討してみました!

ごきげんよう、Steamでゲームではなくアプリケーションばっかりみているルチルです。

SteamでMarvelous Designer 6 For Steamの配信が始まりました。
Marvelous Designerは型紙を作ると服のCGモデルを作ることが出来るソフトです。

詳細は3D人様のブログがわかりやすいです。

Marvelous Designer 6 For Steam – 話題の衣服作成ソフト「マーベラスデザイナー」の個人向けバージョンがSteamに登場!商用利用可!

検討・比較記事書かなきゃなと思っていたのですがもたもたしてるとブラックフライデー終わりそうだったので
FBに投稿したコメントをささっと改変して掲載します。

steam版と本家版の違いをディスカッションしているフォーラムを見てきたのですが
steam版はメジャーアップデート無しの個人使用可能版。フリーランスも使用してよい。マイナーアップデートはされる。
3D人さんとほぼ同じ内容ですいません!
ただフォーラムでは孫受けしてたりする場合はどうなるねん!とツッコミがあがっていました。
この辺は裁判になると厄介そうな問題ですが、公式がフリーランス可といっている以上、
想定の範囲内の使用法だと思ってよいのではないでしょうか。メジャーアップデートは出来ないわけですし。

年間使用とほぼ同じ価格でMD6が買い切れて、使用方法を学べる恩恵は大きいと思います(*・∀・)
なお、チュートリアルは存在するけれど全て英語です。ただし操作は割と簡単だと聞きました。
風のうわさベースですが。

同じくSteamストアでmarmoset toolbag3とSubstance painter indie Packも
ブラックフライデーセールをやっています。

ブラックフライデー最高!ヒャフゥウウ!コートやブーツを我慢してほしかったアプリ爆買いしちゃうぞ~~!
とテンションがあがりますがトランプショックで一瞬円安になったのがすぐ円高に進行したのでちょっと冷静になって、比較検討してみました。
各々公式で買ったほうがライセンスやアップグレードが適応されそうな気がするのでsteam版は罠な予感がしたのです。

marmoset toolbag3は公式ストアでもほぼ同じ割引率で販売中。
価格の差がないのなら公式で買ったほうがライセンス関係も考慮すると安心ですよね。
Education版はFreelance/Academic版として販売。
海外サイトでカードが通るかが問題だけれど、CGの勉強してたら海外でも使えるカードや
プリペイドカード(Vプリカ等)デビットカード
(貯金残高から即時引き落とし。残高以上の買い物は出来ない為、使用頻度の把握や高額不正利用に強い。)
は持ってないと色々怖いし、ルチルはZBrushも海外代理店で買ったクチなのでその辺は自己責任です。
ただ、1ドル102円超えてたら日本代理店のオークさんで購入するほうが日本語マニュアルもつきますし
簡単なサポートもしてくれるのでZBrushはオークさんで買うのをお勧めします。
あと、PAYPALは不正アクセス多いので登録して決済したら即退会してます。
ちょっとmarmosetから話題が離れちゃった。次!

Steamで販売中のSubstance Designer 5 Indieに関しては、
開発元のallegorithmic公式ストアもブラックフライデーモンスターディスカウントと称して
最大50%OFFのセールをやっています。(11月28日まで)
Steamの割引率は33%なのでSteamの方が高い!Steamで買うのは情弱って事ですね。
Steamだとついついゲームを買っちゃって積ゲーが増えるだろうし。

ただ、色々調査していったところ、先人のブログ(もんしょの巣穴blog様)などを見る限りマンスリードロップ(タダで素材配布)がある
Substance Liveをallegorithmic公式ストアで月額契約20ドルで16ヶ月以上払い続けて(合計320ドル)
購入するのが最もよい選択なようです。セールにはなっていませんが、16ヶ月以上払うと永久ライセンス化するようです。

Education版も存在するようですが公式に問い合わせなくてはいけません。

ブラックフライデーは最高ですが、ルチルも含め、一般的にお財布や予算には限りがあるのでヒャッハーして買いまくると大変なことになりますね。
ルチルはあわてず騒がず、marmoset toolbag3でもSubstance liveでもなく、ノンコマーシャル版の無料MARIを使います。
制限はありますが、テクスチャ・マテリアルソフトに関しては本当に必要だと感じたときに改めて検討したいと思います。

ステンレス ペンタブ芯 比較してみた

御機嫌よう、ルチルです。意図していなかったのですが、幸運にもIntios5 IntiosPensmall、 cintiq13HDを使う機会があり
その全てのペンタブでステンレス芯を使うために追加購入していった結果、つくってあそぼさんのステンレス芯と
絵描き専門店キリコさんのステンレス芯を比較できる機会に恵まれました。
ステンレス芯はどちらも500円だけれど、どちらも買って比較検討する機会に恵まれる人は少ないと思うので記録します。

■比較した商品のお店
つくってあそぼさん
https://stainless-nib.booth.pm/
絵描き専門店キリコさん
http://quilico.cart.fc2.com/

ペンタブ芯
上から
指輪みたいなの:ワコムの芯抜き。正直ずっと何に使うかわからなかった。
1.ワコムのプラスチック芯(2,3ヶ月使用して磨耗感あります)
2.キリコさんの【normal】
3.つくってあそぼさんのステンレス赤芯
4.つくってあそぼさんのステンレス銀芯
右上のペンがintios5、右下がcintiqのペンです。

部屋が傾いてるんだろうなぁ・・・。芯がぴったり寄り添って転がっていくので芯抜きでおさえています・・・。

■外見のレビュー。
ワコムさん:すぐ削れてなくなる純正品!撮影の為にプラ芯抜いたら溝できた!でも書き味はいいと思います。純正品ですから。
でもこの芯の一番のリスクは気がつかないうちに引き抜けなくなるまで磨耗することなのです!!
故に!ルチルにはステンレス芯必須なんです!

キリコさん:細部まで加工してあります。先端はつくってあそぼさんやワコム純正より少し細く、輪状の溝が彫ってあるので工具で引き抜きやすく
逆側の根元のところに#のような溝が掘ってあり、抜け落ちにくい滑り止めがついています。

つくってあそぼさん:形状はワコム純正に形が似ていますが、ワコムはすぐ磨耗してしまうものの、先がすこしつかった鉛筆のような丸みがあるのですが、
こちらは先を丸くしたステンレス棒という感じです。シンプルで滑り止めや引き抜き溝はありません。
赤芯は写真にも写っていますがなぜか側面が傷だらけでした。赤のプリントもハゲハゲですが、赤芯はスペア・保険用に買ってみただけなので問題ありません。

というのもつくってあそぼさんの紹介では銀はとてもやわらかく、無印の綿棒芯やフェルト芯級の柔らかさとの紹介だったのですが
ルチルは以前、あまりにワコムの芯が磨耗しまくるので代用品として無印の綿棒の軸がいいと聞き、使用してみましたが5分と芯がもたなかった経緯があったからです。
紙の棒とステンレスの差ですからね。大丈夫でした。

■使用感レビュー
キリコさん、つくってあそぼさん、ワコムさんをそれぞれペンに差込、紙に文字を書いて、紙に残る溝や硬さの感じをみました。
色がつくわけではないので写真を撮ったのですが白紙の紙が映っているだけですので割愛します。
代わりにZBrushでplaneをスタンダードで彫ったらこうなった画像をうpします。Maskで書いている文字もその芯で書いていますが、
ブラシサイズを絞りすぎてカスカスになっているのはペン芯のせいではないと思います。スペル間違えてるし、ハート参照推奨です;
硬さランキングは
硬い<<キリコさん・つくってあそぼさん赤<<つくってあそぼさん銀<<ワコムさん<<柔らかい でした。
pentest
結果はあんまり変わらないですね!ハイ。紙は結構溝の深さが違ったのだけど・・・。

■総評
つくりが純正品より丁寧だけれど細身な分、硬めなテクスチャーなのがキリコさん、
つくりが雑い感じがするものもあったけれど純正品に近い使用感なのがつくってあそぼさん銀、
赤はキリコさんよりちょい柔い感じでした。
とにかく気がついたら削れていて取出しが困難になっているのが純正品のワコムさん。
ルチルは板タブ用はキリコさんを1年ほど使用しています。今回購入したつくってあそぼさん銀は液タブで試用してみます。
危なそうだったら純正に戻ります。ちょっと使ってみたらレビューしますね。
シャーッとすべる感じやカリカリ感がほしい方、板タブの方はキリコさんをオススメします。
つくってあそぼさんは先を細くしていないのでもっさりした印象を受けるかもしれませんが使用感はワコム純正っぽいです。

■タブレット使用状況の補足
ルチルのペンタブ使用環境は板の方は全然使わない画用紙をマスキングテープでとめてカバーにしており、
液晶であるCintiqの方は保護フィルムをはって使用しています。
プラ芯時代から何のカバーもしないと板そのものに傷がつく程度の筆圧なのは知っていたので大体1・2ヶ月に一度くらい紙を張り替えています。
中心から少し左に寄ったところが重点的に紙が磨耗していくので替え時がわかります。
この画用紙、絵を描くならどうぞと、いただいたものなのですが油用なのか、アクリル絵の具すらはじく硬さで、
田の字のでこぼこがいっぱいプリントしてあるキャンバス風画用紙。
油絵の具を持っていない私にとっては使い道がまったくなかったのですが
板タブだといい感じにシャリ感もあって本体に傷もつかず、大事に使わせていただいてます。
コピー用紙とかだとすぐ破れちゃうんですよね・・・。
Cintiqの保護フィルムはまだ一度も交換してないです。
あと液タブの時は手の油か、化粧品か、よくわからないのですが画面が汚れるので安い綿手袋を切って手と画面を保護しています。
ユニセックスサイズと言うこともあって指があまるのと、縫い目が設置面にあるので祖母のミシンを復活させたら縫ってみたいです。

液タブのレビューがない?アッハイごめんなさい・・・。Microsoft Surface Studioがすごくて・・・この記事書く意味あるのかなってなってました!でも書いてます。