ステンレス ペンタブ芯 比較してみた

御機嫌よう、ルチルです。意図していなかったのですが、幸運にもIntios5 IntiosPensmall、 cintiq13HDを使う機会があり
その全てのペンタブでステンレス芯を使うために追加購入していった結果、つくってあそぼさんのステンレス芯と
絵描き専門店キリコさんのステンレス芯を比較できる機会に恵まれました。
ステンレス芯はどちらも500円だけれど、どちらも買って比較検討する機会に恵まれる人は少ないと思うので記録します。

■比較した商品のお店
つくってあそぼさん
https://stainless-nib.booth.pm/
絵描き専門店キリコさん
http://quilico.cart.fc2.com/

ペンタブ芯
上から
指輪みたいなの:ワコムの芯抜き。正直ずっと何に使うかわからなかった。
1.ワコムのプラスチック芯(2,3ヶ月使用して磨耗感あります)
2.キリコさんの【normal】
3.つくってあそぼさんのステンレス赤芯
4.つくってあそぼさんのステンレス銀芯
右上のペンがintios5、右下がcintiqのペンです。

部屋が傾いてるんだろうなぁ・・・。芯がぴったり寄り添って転がっていくので芯抜きでおさえています・・・。

■外見のレビュー。
ワコムさん:すぐ削れてなくなる純正品!撮影の為にプラ芯抜いたら溝できた!でも書き味はいいと思います。純正品ですから。
でもこの芯の一番のリスクは気がつかないうちに引き抜けなくなるまで磨耗することなのです!!
故に!ルチルにはステンレス芯必須なんです!

キリコさん:細部まで加工してあります。先端はつくってあそぼさんやワコム純正より少し細く、輪状の溝が彫ってあるので工具で引き抜きやすく
逆側の根元のところに#のような溝が掘ってあり、抜け落ちにくい滑り止めがついています。

つくってあそぼさん:形状はワコム純正に形が似ていますが、ワコムはすぐ磨耗してしまうものの、先がすこしつかった鉛筆のような丸みがあるのですが、
こちらは先を丸くしたステンレス棒という感じです。シンプルで滑り止めや引き抜き溝はありません。
赤芯は写真にも写っていますがなぜか側面が傷だらけでした。赤のプリントもハゲハゲですが、赤芯はスペア・保険用に買ってみただけなので問題ありません。

というのもつくってあそぼさんの紹介では銀はとてもやわらかく、無印の綿棒芯やフェルト芯級の柔らかさとの紹介だったのですが
ルチルは以前、あまりにワコムの芯が磨耗しまくるので代用品として無印の綿棒の軸がいいと聞き、使用してみましたが5分と芯がもたなかった経緯があったからです。
紙の棒とステンレスの差ですからね。大丈夫でした。

■使用感レビュー
キリコさん、つくってあそぼさん、ワコムさんをそれぞれペンに差込、紙に文字を書いて、紙に残る溝や硬さの感じをみました。
色がつくわけではないので写真を撮ったのですが白紙の紙が映っているだけですので割愛します。
代わりにZBrushでplaneをスタンダードで彫ったらこうなった画像をうpします。Maskで書いている文字もその芯で書いていますが、
ブラシサイズを絞りすぎてカスカスになっているのはペン芯のせいではないと思います。スペル間違えてるし、ハート参照推奨です;
硬さランキングは
硬い<<キリコさん・つくってあそぼさん赤<<つくってあそぼさん銀<<ワコムさん<<柔らかい でした。
pentest
結果はあんまり変わらないですね!ハイ。紙は結構溝の深さが違ったのだけど・・・。

■総評
つくりが純正品より丁寧だけれど細身な分、硬めなテクスチャーなのがキリコさん、
つくりが雑い感じがするものもあったけれど純正品に近い使用感なのがつくってあそぼさん銀、
赤はキリコさんよりちょい柔い感じでした。
とにかく気がついたら削れていて取出しが困難になっているのが純正品のワコムさん。
ルチルは板タブ用はキリコさんを1年ほど使用しています。今回購入したつくってあそぼさん銀は液タブで試用してみます。
危なそうだったら純正に戻ります。ちょっと使ってみたらレビューしますね。
シャーッとすべる感じやカリカリ感がほしい方、板タブの方はキリコさんをオススメします。
つくってあそぼさんは先を細くしていないのでもっさりした印象を受けるかもしれませんが使用感はワコム純正っぽいです。

■タブレット使用状況の補足
ルチルのペンタブ使用環境は板の方は全然使わない画用紙をマスキングテープでとめてカバーにしており、
液晶であるCintiqの方は保護フィルムをはって使用しています。
プラ芯時代から何のカバーもしないと板そのものに傷がつく程度の筆圧なのは知っていたので大体1・2ヶ月に一度くらい紙を張り替えています。
中心から少し左に寄ったところが重点的に紙が磨耗していくので替え時がわかります。
この画用紙、絵を描くならどうぞと、いただいたものなのですが油用なのか、アクリル絵の具すらはじく硬さで、
田の字のでこぼこがいっぱいプリントしてあるキャンバス風画用紙。
油絵の具を持っていない私にとっては使い道がまったくなかったのですが
板タブだといい感じにシャリ感もあって本体に傷もつかず、大事に使わせていただいてます。
コピー用紙とかだとすぐ破れちゃうんですよね・・・。
Cintiqの保護フィルムはまだ一度も交換してないです。
あと液タブの時は手の油か、化粧品か、よくわからないのですが画面が汚れるので安い綿手袋を切って手と画面を保護しています。
ユニセックスサイズと言うこともあって指があまるのと、縫い目が設置面にあるので祖母のミシンを復活させたら縫ってみたいです。

液タブのレビューがない?アッハイごめんなさい・・・。Microsoft Surface Studioがすごくて・・・この記事書く意味あるのかなってなってました!でも書いてます。